スタッフブログ
2021.06.10
だんだんと暑くなってくるこの時期、熱中症対策のために運動時や外出時にスポーツドリンクを飲む人も増えてきます。脱水予防という点では適する飲み物ですが、市販のスポーツドリンクには糖分がしっかり入っています。糖尿病の患者さんは少し飲んだだけでも血糖値が上昇するので注意が必要です。
一般的なスポーツドリンク500ml当たり砂糖約24gあり、スティックシュガー(1本3g)で約8本分にもなります。
これだけ多くの砂糖が含まれています。血糖コントロールを乱す大きな原因となるので控えましょう。
商品の裏に記載されている栄養成分表示のエネルギー表示を必ず確認して、ゼロキロカロリーであることを確認しましょう。
ただし、100ml当たり糖質0.5g未満であればゼロと表示できるので、必ずしも糖分が含まれていないわけではありません。
軽く汗をかいた程度であれば、水やお茶での水分補給で十分です。喉が渇かなくてもこまめに水分を取りましょう。大量の汗をかくような運動や作業をする場合は、水に塩やレモン果汁を入れた糖分なしの自家製ドリンクを作るのがいいかもしれませんね。
・水500ml
・塩0.5g(ひとつまみ程度)
・レモン果汁大さじ1杯
簡単に作ることができます。
またスポーツドリンクでもカロリーゼロの商品もありますので、利用しても良いかと思います。
管理栄養士 國田