スタッフブログ
2019.12.10
今年の冬のインフルエンザは流行の時期が早いと言われています。
厚生労働省はインフルエンザを予防する有効な方法として
① 流行前のワクチン接種
② 咳エチケット
③ 外出後の手洗い
④ 適度な湿度の維持
⑤ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
⑥ 人混みや繁華街への外出を控える
の6項目を推奨されています。
その中から今回は手洗いを説明します。
インフルエンザウイルスは、ドアノブや電車のつり革などさまざまな場所に付着しています。そのような場所を触った手で、自分の服や顔(鼻・口など)を触れたり、食事をすることで、ウイルスが体内に侵入してくるのです。日々の生活において手にウイルスが付着することを防ぐことは困難であるため、身を守るには、手からの侵入を遮断する「手洗い」がとても重要です。
手洗いは帰宅時や食事の前だけではなく共有のパソコン、トイレのドアなど不特定多数の人が触るようなものに触れた都度行うことが大切です。
手洗いの方法は、石けんを使って、指の間や爪の先・親指やと人差し指の間なども忘れずに15~20秒以上かけて洗いましょう。
インフルエンザの予防は手洗い以外に、うがい・マスクの着用も有効とされているので、ぜひ心がけていただきたいと思います。
最後に、インフルエンザワクチンの予防接種ですが、感染したときに重症化しないために、ワクチン接種が推奨されています。なお、当院ではインフルエンザワクチンがなくなり次第、接種終了となりますので、早めに来院して接種してください。
看護師 白濱・山根