スタッフブログ
2020.09.08
皆さん、お元気ですか?今年は新型コロナウイルスの感染拡大が問題になっています。夏になり令和2年7月豪雨で九州を中心に河川が氾濫したり、9月に入り非常に強い台風9号、10号が日本に上陸しました。豪雨や台風以外にも南海トラフなど地震に対する備えも重要になっています。今回は当院で行っている災害対策を紹介したいと思います。
① 止水板の設置
異常気象に伴い毎年のように各地で大雨災害があるため浸水対策として止水板を入り口に設置しました。
② 糖尿病連携手帳挟み込み型 防災リーフレット
日本糖尿病協会が、糖尿病患者さんに防災意識を高めていただくことを目的に、災害前後で役立つリーフレットを制作しました。リーフレットには、糖尿病患者さんが災害から身を守るために必要不可欠な情報が、A4サイズ1枚にコンパクトにまとめられています。当院ではこれを糖尿病連携手帳に挟み込んで携帯して頂いています。
表面は、「災害に備える」をテーマに、薬剤等の非常時携行品リスト、薬剤の名称や避難所情報、地域の災害拠点病院の連絡先記入欄に加えて、災害発生時における糖尿病管理の心得を掲載しています。裏面は、「避難生活を乗り切る」をテーマに、食事と運動のワンポイントアドバイスをイラスト入りで掲載しています。
「糖尿病連携手帳挟み込み型 防災リーフレット」については以下の日本糖尿病協会ホームページから御参照ください。
HOME>患者さんへ>災害にあった時には>糖尿病患者さんの災害への備え
日本糖尿病協会ホームページ https://www.nittokyo.or.jp/
③ 避難所へGo!
避難所がわからない患者さんには広島市が作成した広島市避難誘導アプリ「避難所へGo!」を紹介しています。これは災害が発生する前に適切な避難行動を行っていただくための防災アプリです。避難勧告等の発令時、開設中の最寄りの避難所へのルート案内を行います。
自分のいる現在地に避難情報が発令されると、避難情報発令に併せて開設する最寄りの避難所への避難ルートを、細かい操作の必要なく、ボタン一つで検索することができるようになります。これにより、土地勘のない通勤・通学者や旅行者であっても、開設している避難場所がどこにあるのか視覚的に分かります。
その他多言語に対応した各種防災情報の取得や、地図上で現在地の危険度(ハザード情報)を確認する事などができます。
平常時は、天気予報や市からのお知らせを確認したり、避難所の検索や自宅から周辺の避難所へのルート表示など、災害への備えとなる情報の確認が行えます。
「避難所へGo!」については以下の広島市の防災情報サイトを御参照ください。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/saigaiinfo/138186.html
院長 野島 秀樹