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2018年09月

仁保オレンジカフェ(院長より)

2018.09.04

 7月30日に仁保オレンジカフェ1)で認知症の講演をしました。仁保オレンジカフェさんには昨年も演者として呼んで頂き、今年で2回目です。仁保公民館の大集会室で行われましたが、昨年に比べて参加者が多く会場から溢れんばかりの大入りでした。『気付く・支える かかりつけ医から家族へのアドバイス』という演題で、前半は物忘れの気付きについて、後半は認知症の進行した方に家族がどのように接したら良いか事例を用いて説明しました。当日は参加された方から本人や家族の物忘れに関する思いをお聞きし、質問にもお答えしました。

 糖尿病が専門ですが、認知症は糖尿病の合併症の1つであり、認知症サポート医として認知症の診療を行っています。また、地域で行われる住民や医療・介護従事者の集まりで糖尿病や認知症の講演をしています。

 認知症を地域で支える取り組みの仁保オレンジカフェに、地域のかかりつけ医として参加することができ、演者として呼んで頂き感謝しています。

 

1) オレンジカフェ(認知症カフェ)は、認知症の方とその家族などが気楽に集い、交流できる場所です。医療、介護、福祉など専門職による相談やサービスに関する情報提供、認知症に関する講演会の開催など、身近な地域の人も関わり、地域全体で支援している取り組みです。皆さんのお近くのオレンジカフェ(認知症カフェ)に、是非、行ってみて下さい。

                                      院長 野島 秀樹